「横山佳世子の邦楽サロンvol.5」が無事に終わりました。
主催財団様のご要望とお客様のご期待にどこまでお応えできたか…実のところ謎めいてはいますが、ともあれ全力を出し切り燃え尽きました！
これまでのvol.1～vol.４では、ゲストを必ずお迎えしての競演・共作にて邦楽の魅力をお伝えして参りましたが、今回はノーゲスト「箏で奏でる白居易の世界」と題して、「秋風の曲」と「琵琶行」を番組し、レクチャー要素を増加、さらに体験コーナーも設けてみましたところ、熱心に耳を傾けて下さり、ご参加下さり嬉しく存じました。
私が愛する世界や取り組む分野が、現代の社会の中でマイナーであるとすれば、それに憂うことなく魅力発信し続けて、理解や興味を覚えて頂くきっかけに自分のささやかな活動がリンクすることほど嬉しく冥利に尽きるものはありません。
演奏にだけ集中できる純粋なコンサートとは違って、何かと新米ゆえに反省しきりですが、毎回一期一会の精神で、邦楽の魅力を最大限にアピールしようと、とにもかくにも真剣勝負で挑んでいます。
暖かいお客様に、見守って頂くというより、育てて頂いている感を毎回全身に受けて感謝しています。
今回は、これぞサロン！という具合に、終わってから数名の方に質問を頂いたり、飛び入りのお歌披露があったり、会場で多生の縁が芽生えてとても幸せでした。
反省点を改善すべく、勉強・練習を重ねる所存です。
このような貴重な機会を与えて下さる茨木市文化振興財団様に何より感謝申し上げます！