感動と赤恥の旅

久しぶりに母と一緒に演奏会を鑑賞しに舞鶴まで出掛けました。

一昔前は、いつでも「一卵性親子」と称されながら、どこに行くにも一緒でしたが、このところその称号も途絶えていました。

【変絃自在】11回目の舞鶴公演、素晴らしいコンサートに感動しました。

恐らく会場のお客様のほとんどが、主役の「ふたりのマエストロ」の名演奏に触れるのは初めてだったのだと拝察しましたが、みなさんが先生方の一音一音、間も大切に感じ入っておられ、世界に誇る箏プレイヤーの名演奏を存分に堪能しておられる様子に、感動も倍増しましたし、箏弾きの端くれ、先生達の生徒として嬉しく誇らしく思いました。

尊敬する師の全身全霊・真剣勝負のコンサートに胸一杯、感無量でした。そして、まだまだ自分は気合いと修行が足りんな・・・と反省した次第。感動しただけではなく、喝も入れて頂きました。

このコンサートの開幕前に、子どもちゃん達のプレコンサートがありましたが、とても可愛かったです。子どもちゃんが直向きに箏を奏でる姿に胸打たれましたし、元気をもらいました。

話は戻りまして、本公演では、ダブルコンチェルトもありまして、これもまた素晴らしい演奏でしたが、合奏群の皆さんが本当に嬉しそうに活き活きと演奏されてました。まさしく両先生の魔法の力ですね!

舞鶴は初めてでしたが、とても素敵な場所でした。海の見えるふるさと・・・って素敵ですね。

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時間の都合で、ご自慢の海の幸を頂けませんでしたので、カニが旬の季節になったらもう一度訪れたいと考えています。

生演奏というのは、本当に一期一会、その場に参加しなければ、たとえ人から話で聞いても感動も共有も勉強も出来ません。

久しぶりに母とそれを体験出来て嬉しかったです。

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帰りの電車(ディーゼル)があまりにも珍しく、先頭に行って線路を見たら気持ちが高揚してしまい、

「線路は続くよぉ~ど~こま~で~も~♪」

っとかなりのボリュームで歌ってしまいました。 もちろん、誰もいないと思っていたからです。

ひとしきり歌い終え、そろそろ座席に戻ろうとした時、ふと見たら、私が立っていた右側と反対の左側に運転席があり、間仕切りもなにもない場所で運転手さんが運転してました・・・・ まさか左ハンドルだったとは盲点でした(苦笑)

完全に歌を聞かれてました・・・恥ずかしすぎです(笑)