ブルームーン

大学時代に知り合って以来、数少ない同志としてずっとお付き合いしている親友がいます。
日頃は東京で忙しく過ごしている親友。関西出張の折に私を思い出して声をかけてくれた。
私が3年前に久々に東京で演奏した時に聴きに来てくれた時ぶりの再会でした。

あれれ…3年前から20キロ近くの減量に成功したのでは?っていう、実に羨ましい変化が見受けられたけど、他は全然変わってなくて。大学時代のように頻繁に会っていて、つい2~3日前にも会ってたような…それくらい久々感がないって不思議です。

私とは違った業種のお話を色々と聞きながら、活き活きと、そして前向きに語ってくれる姿に張りと輝きがあり、とっても充実しているんだな~って嬉しくなりました。
そして、大いに刺激も受けました!!!

同志からは、いつも心に響く教えやメッセージをもらいます。いつも深く衝撃を受け、それ以降長年の私の目標や支えとなるのです。
今回も図らずも、ひょんなことから中国文学の話題となりまして、心揺さぶられる漢詩を幾つか教えてもらいました。
中でも、

人有悲歡離合
月有陰晴圓缺
此事古難全
但願人長久
千里共嬋娟

という蘇軾の名作が、月好きのわたくしとしては魅了されました。

たとえ遠く離れていても、同じ月を眺め感じることが出来る、そうして繋がっていられる・・・それは東京の同志と大阪の私だってそうですが、もっと突き詰めれば、会いたくても会えない私の大切な故人とだって・・・・と勝手に解釈しています。

私がこれまで月を見上げていた理由は、この蘇軾先生が書いて下さっている通りだ!と、何だか恐れ多くも蘇軾先生とも感性が重なり光栄の極み。

奇しくも、今夜はブルームーン。
いつも以上に月と、月を介して繋がっていたい同志や愛する人々と語らおうと思っています。

さて、私も同志に負けぬよう、早く減量せねば(苦笑)

親友って掛け替えないものですね。出会うべくして出会ったと思える同志に、心から感謝!!!