歴史のエネルギー

事前のお知らせが出来ずに事後報告となってしまいましたが、本日、奈良県立万葉文化館での邦楽コンサートに出掛けてきました。
関西の星、新進気鋭の尺八奏者・川崎貴久氏との初デュエット!
古典から現代まで考え抜かれたラインナップの演目で、氏のトークも絶妙で、お客様もとても暖かく受け入れ、受け止めて下さり、とても気持ち良いお仕事をさせて頂き、良き思い出が出来ました。

終わってから、大変貴重な展示会場にも招いて頂き、拝見させて頂きました。「百聞は一見に如かず」とはまさに言い得て妙!
掛け軸一つにしても、写真で見たり、話に聞くのとは大違いで、長い歴史の変遷を乗り越えて今も脈打つエネルギーを感じ、正しく圧倒と感動の渦でした。
驚いたのが、その地域(村)や、その建物はまだまだ未発掘だとのこと。
ご縁あって、素晴らしい世界を垣間見ることが出来ました。

また、館の方のお話を伺ったり、貴重な宝庫を拝見していたら、ふと、私の携わっている箏や三味線も同じことだな!と感じました。
大切に慈しみ、苦境の修行を重ね、あまりご縁のない方に魅力を発信することはもちろんのこと、次世代に繋いでいく使命を改めて認識して身が引き締まりました。

またお邪魔したいです!