何事も経験!

初めてのサッカー観戦!

サッカー

生まれてこの方、ただの一度も運動することが楽しいと思ったことがないのです。
しんどい・痛い・怖い…身体を動かす事に抵抗ばかり感じてきました。
私の通っていた小学校では、授業の前に毎朝「マラソンの時間」といってグランドを走る義務がありました。それが嫌で仕方なく、毎朝毎日、憂鬱な心地で一日が始まっていました。
ある時、大きなポスターサイズの黒板の後ろに隠れる裏技を編み出して、誰にも内緒でそこに潜んでマラソンの時間の憂鬱から逃げ出せた時は、この先どんな困難でも打ち勝てる自信があるとすら勘違いした程でした(笑)。
ともあれ、私は体育はもちろん、アスレチックや公園にある遊具すら苦手。縄跳びやスキップすら失敗を恐れて出来ないドン臭い乙女でした(笑)。
中でも飛んでくるボールがとても怖く、休み時間や放課後にドッジボールやサッカーに興じている人達が同じ生物とは思えないくらい、異質に感じていました。
運動会になると活き活きとする人達が、羨ましくも自分には無縁な世界と思ってきました。

一度、小学生の3~4年生の頃だったと思うのですが、地区の運動会の折、自分はスプーンレースに参加していた程度で気楽に応援していたのですが、忘れもしないタイヤ転がしに出るはずの近所の友達が集合場所に来ないと騒ぎになり、訳も分からず代理で出る羽目になったことがありました。
案の定、タイヤが上手く転がせず、蛇行運転と転倒を繰り返し、進むべき方向にちっとも進めず、お約束のアナウンス「最後まであきらめずに頑張って下さい!」的なことを何度も言われながら、敵味方関係なくみんなに応援され、それでもゴールにほど遠く、途中でバトンタッチされてお役御免となった苦い思い出があります。
あれほど恥ずかしくみっともない思いはしたことがありません(笑)。
もちろん、自分のスプーンレースもやはり、テニスのラケットにボールを乗せて50m足らず走る競技だったのですが、何十回もボールが落ちて、敵地のテントまで取りに行くような失態で、例のお情けアナウンスがありました(笑)。

そんな事でスポーツには良い印象がないのですが、私も齢を重ねて色々と経験を積み、更なる新世界の領域を広げるべく、苦手意識の強いスポーツの世界の魅力を探りたくなってゆきまして・・・・・

この度、サッカー観戦の達人の友人に懇願をして、サッカー観戦に連れて行ってもらいました。

思っていた以上にスタジアムは広く、熱気ムンムン。
一切ルールを知らないくせに、中盤以降は周囲の人より大きな声で「いけっ!いけっ!」とか、「おし~ぃ」と言ってました(笑)。

連れてってくれた友人に、途中で勝敗予想を尋ねてみたところ、見事ドンピシャでした!
素人の私には予想しがたい展開と結果でしたが、通人にはわかるのでしょうね。それもまた脱帽でした!

甲子園球場に行ってもいつも感じることですが、あんなに大勢のファンが熱くなる競技が面白くないはずない!
その魅力を知らないまま終わるなんて勿体なさすぎ!
そう思ってのサッカーデビューでしたが、凄く興奮でき、楽しかったです!

もう少し先になると、トーナメントの都合で、試合が白熱すると聞きました。そうなると、ゴールキーパーも走ったりするそうで(笑)、そんな必死のパッチの試合をまた必ず観戦したいと思いました!

あ、あと・・・・
音楽鑑賞にはとんと無縁の方に、音楽鑑賞の素晴らしさ、美しさを紹介やエスコートしたいとも思いました!
私も一人だとサッカー観戦する機会はなかったでしょうから。
決して、自分のコンサートのチケット売るとかそんな営利目的関係なく(笑)!

ともかく、とても楽しかったし、新鮮で活気に満ちた1日でした♪