全力投球

早くも霜月ですが、先月の振り返り。
にしても10月ってこんな台風あったっけ?って印象。
その台風の影響で、本番が二つ中止になってしまい残念が重なりました。
残念と言えば、大好きなキンモクセイの香りを楽しむ期間が台風によって半減して超絶残念でした。
キンモクセイの香りに包まれながら、これまでの1年、これからの1年についてしみじみと考えるのが私にとっての「秋」なのに~。来年の秋は、今年の分も味わいたいものです。

実は8月末~10月末までのほんの僅かな期間でしたが、某中学校の臨時講師として音楽の”先生”をしていました。
私にとっては一世一代の大仕事、ビッグニュースとしてリアルタイムに投稿したかったのですが、ブログ公開を禁止されていたので事後報告となってしまいました。

中学校の”先生”は初めてのことで、それに対しての準備期間もなく、ひょうたんから駒のような急展開での見切り発車で、アップアップのイッパイイッパイでした。
本当に急な展開で、それこそ前々回のブログネタの「指のホクロを見つけた事件」投稿時(8月16日)にはまるでなかった話だったのです。
今にして思えば、ホクロはこの暗示だったのかもしれません(笑)。

学校で見ること、聞くこと、起こること、する事、感じる事、、、何もかもが未知なことで、好奇心と探求心の連続・・・そんなあっという間の2カ月間でした。

若い子供と話をする機会に乏しい生活体系だったのに、四六時中、中学生と共に一日を過ごすこととなり話が合うかなど心配していましたが、そんなことは杞憂に過ぎませんでした。

こと「音楽」の知識や経験の面を除いては、生徒さんから学ぶことばかりでしたし、年の差や立場など忘れて本気で会話し、笑い合えました。

先生や職員の皆様も本当に素晴らしく親切な方ばかりで、物知らずで初歩的な質問ばかりしても、失敗を重ねても、嫌な顔一つせず優しくご指導下さりました。心から皆様をリスペクトする毎日でした。

文化発表会、体育大会、中間テスト、職業体験などなど、行事が頻発する時期だったので、先生方も大変お忙しく、何のお手伝いも出来ずご迷惑ばかり掛けてしまう自分に何度も絶望を繰り返しながらも、忘れられない貴重な経験をさせて頂くことが出来ました。

何の結果も残せない任務期間に、後ろ髪を引かれる思いで終わってしまいましたが、H中学校の34期~36期のみんなと音楽の時間を共有できて、私もたくさんの勉強をさせて頂きました。
H中学のみなさん、本当にお世話になりました!
また箏を聴いて欲しいです♪♪♪

と、そんなこんなで、仲秋の名月も、自身の誕生日も、思いに更けることなく先生道を精一杯に走っていた次第です。

これからの演奏活動や教授活動にきっと変化があると思います。
乞うご期待!!!