邦楽サロン

今日は公益財団法人茨木市文化振興財団主催の、今年度最後の「邦楽サロン」開講日でした。

30名様限定の密な空間でのこのサロンは、今年度スタートした講座式コンサートです。

Vol.1は「宮城道雄の軌跡」、vol.2は「山田流箏曲と生田流箏曲の聴き比べ」、vol.3は「都山流尺八」、vol.4の今回は「沢井忠夫作品」を採り上げました。

 

まだまだホステス役としてお客様やゲスト奏者に行き届いたおもてなしが出来ませんが、徐々にお客様のお顔を見乍ら話をしたり、進行の時間調整が少しずつですが、成功するようになりました。当初、お客様の様子はもちろんのこと、時計やアンチョコを随時見る余裕もなかったような気が致します。

 

さすがプロの端くれ(笑)、演奏ではそのようなことはないのですが、それ以外のことでは緊張のあまり面白い失敗をすることが時々あります。そんな時、何故か笑いの渦が起こります(笑)。自分もそれにつられて笑ってしまいます(笑)。そんなアットホームな雰囲気がまた嬉しく、暖かく、失敗は無い方が良いのですが、<ステージでのコンサートでは有り得ない気楽?な交流も良いかしら!>と、都合勝手に解釈しています(笑)。

なんか邦楽って敷居の高いイメージが強いようですから。。。

 

恩師の魅力の一端を、このような場で紹介出来て、本当に幸せでした。

 

「想いや考えを伝える」ということは、その前に今一度じっくり考え直す素晴らしい勉強の機会だなと、このサロンを通じて再認識しています。

 

まだまだ「邦楽の魅力」は底なしに存在しますので、来年度も厳選した内容で、お越し頂いた皆様に少しでも楽しく親しんで頂けるよう創意工夫と精進を致したく張り切っています。
このようなチャンスを与えて下さった茨木市文化振興財団様に感謝尽きません。
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