旅の思い出

s_P1010053リューベックのシンボルで、ドイツで一番有名な門とも言われている「ホルステン門」は、朝・昼・晩、色んな角度から眺めたけれど、本当にいつ見ても素晴らしかったです。新緑が繁る季節にもう一度ゆっくりと訪れてみたいと思いました!

クリスマスマーケット発祥の地ドレスデンをはじめ、

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全部で6か所のクリスマスマーケットを調査&体験!

ボンもその内の1か所ですが、時節柄ベートーベン像がやや浮ついた!?背景になってしまいました(笑)。

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ライプツィヒではまずバッハが眠る教会に向かいました。いつまでもずっとここに居たいと思えるそんな素敵な教会でした!ここではオルガン演奏が聴けず残念でした。

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この教会以外にも、各地のあらゆる教会にお邪魔しました!そして礼拝やクリスマスオラトリオにも行ける限り行きました!その訪問に先立って、イエスキリストの事もにわか勉強してみました!

クリスマスシーズンに各所の教会を訪問出来てより個性や特色が窺えたように思えました。

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本当にどの教会でも、心に響く素晴らしいオルガンや鐘の音に出会い、言葉に出来ない感動を味わえて全身で幸せを感じました。

 

ケルンではかの大聖堂に息をのみました。百聞は一見に如かず、本当にその場に立って見上げてみたからこその感動を覚えました。

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早朝にホーエンツォレルン橋を散歩してみました。典型的な夜型人間ゆえ、早起きをして散歩をするなんて初めての経験でしたが、空気も澄んで清々しく病みつきになりそうです。この橋はライン川に掛かっていて、恋人達が永遠の愛を誓って南京錠を橋のフェンスにかけて鍵を川に捨てるのだそうで、長~い橋の一面がカラフルな南京錠で埋め尽くされていました。それぞれのカップルが幸せになるよう思わず祈ってしまいました(笑)。

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橋を渡ってから眺める大聖堂は間近で首を痛めながら見上げるそれとは違って乙なものでございました。

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ケルンを訪れたのはクリスマスイブで博物館などは全て休館で残念なことでした。

楽しみにしていた幾つかの博物館で唯一訪問できたのは、ファリナハウス香水博物館でした。世界最古の香水工場だった場所。そう!香水はケルンで生まれたものなのですって!

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この香水に限らず、ドイツという国は、色んな原点を生み出している歴史のある国でした。
建物や石畳もにわかに信じられないほど昔のまま大切に使われているところが多く、貴いことだと感じました。
たったの約2週間、立ち寄った幾つかの場所はごく僅かでしたが、どの場所にもそれぞれに個性があり、その場所を愛して暮らす人々の誇りに満ちた、そんな愛情とプライドをそこかしこに感じることができ、それは素晴らしいことだと思いました。

 

見聞を広めあらゆることを吸収しまくるこの旅行ですが、発信も致しました。クリスマスを終えてから、歴史のあるお城で地歌のコンサートをしました。

クリスマスオラトリオを楽しんだ矢先のドイツ人の皆さんが、地歌をどのように聴いて下さるのかドキドキしていたのですが、そんな心配など瞬間に忘れるくらい真剣に聴き入って下さり調子にのって熱唱してしまいました(笑)。

後ほどにお客様の感想を通訳して頂いたところ、曲の趣の異なる地歌をそれぞれにちゃんと理解して下さっていたようで、最も高評価を集めたのが「ゆき」という、深く悲しく寂しい内容のもので驚愕でした。

まさしく言葉など通じなくてもハートからハート、音を介して曲の魂が伝わるのだな・・・と音楽の素晴らしさを再確認致しました。

どのようなことが記されてあるのか分かりませんが(笑)、そのコンサートの内容が新聞に載りました!ご機嫌の私(笑)。。。

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あまりにも濃い15日間。

ここにまとめきれない素晴らしい思い出がたくさん出来ました。

アルバイト生活は慣れずに大変で、音楽家にとって秋の演奏会シーズンをアルバイトにかまけて行きたいコンサートも聴きに行けずに心寂しく思うことも多々ありましたが、頑張ったからこその貴重な旅行を楽しめました。

今回の旅行で感じた多くの事柄を胸にしっかりと刻んで、箏・三味線奏者としての肥しにしたいと思います。拙い旅の感想を最後まで読んで下さりありがとうございました。